2017-11

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『評価・批判に対する対処』 - 2013.06.18 Tue



俳優は常に評価・批判の目にさらされています。
それは、ある人にとっては非常に怖いことかも知れません。
その批判というものに対しての強さを持っていないと潰されてしまいます。
それでは、せっかくのあなたの、あなたにしかない芸術を潰されしまう可能性があります。それは非常にもったいない。そこで、評価・批判に対する対処の方法というか、それに立ち向かえる心持ちをご紹介します。キャリアを築いていく上でお役に立てれば幸いです。

まず、サッカー日本代表の試合を想像して下さい。
例えば、彼らは負けたとします。そこで必ず出てくるのが批判です。
監督の批判、選手の批判。。。

監督は誰よりもその試合に向けて考えています。
選手たちは誰よりもその試合で勝つために準備しています。

そして、テレビを観ているサッカー素人が批判をします。

人は言いたいことを言うのです。それに一つ一つ真に受けていたら心が折れてしまいます。出来なかったこと、まだまだ足りないことは本人が一番わかっているのではないでしょうか?

世の中にはアル・パチーノの演技に対して批判する人もいるのです。

批判は無しには出来ませんが、それを受け入れながらも自分の信念がブレないだけの『強さ』を身に付けることが必要だと思います。

ここで、忘れてはいけないことは、批判する人の中の多くは『嫉妬』から来ているという事実。
批判することで、自分の地位を、自分の力を証明できると思っている人が多くいます。
本当に、良くしたいと願う人は、敵意ではなく、敬意を持ったうえで批判ではなく、意見、提案という形で伝えるのではないでしょうか。

批判に苦しんでいる、苦しんだ経験がある人は、『批判をする人間になるより、される人間の方がいい。少なくとも観てもらえているということ。』と思った方が気持が楽になるでしょう。と同時に、批判に対する強さも身に付けることで、よりよいキャリアを築いていけることでしょう。

俳優は常に批判にさらされています。
これはどうしようもない事実です。
それと戦うか、それを超越した上で、批判を受け入れるかで大きな違いが生まれてくるでしょう。

信念を持つ。

これが、あなたに強さと自信と責任をあなたの中に生んでくれると私は思います。

もう一つ、
私がNYで生活をしている時に日本人でアジア人男性モデルとして第一線で活躍していた方が言っていたことをシェアします。
彼は身長が180cmもありません。しかし、その彼が差別もある中で、世界の一流トップモデル、スーパーモデル達を出し抜いて、雑誌フランスVoceや様々な広告やキャンペーンで世界中で活躍していたのは彼の強いメンタルがあったから。

彼のオーディションでの強さ。
『If you don't like me, ok, thank you and f*ck you!』

(もし、俺の事が気に入らないなら、いいよ。ありがとう、そして、クソくらえ!)
『これが俺なんだ!』という、このメンタルの強さが彼を『媚びない、一流のモデル』として成功した秘訣です。

もちろん、彼は毎日、腕立て伏せを最低でも1000回していましたけど。

私は彼のルームメイトだったので実際にその姿を見ています。
本当に1000回していました。その努力があるから、自信があり、信念があり、強さがあったのだと思います。

俳優も最後はメンタルです。その裏付けの努力です。
強い俳優、輝く俳優、信念のある俳優になりましょう!!!!!

Respect for acting.
Love for acting.

tori

『スター・コンプレックス』 - 2013.06.14 Fri

実力がない中で、スターになってしまった人のことを私は気の毒に思います。登りつめたけど、すぐに限界が来てしまうのです。更に上り続ける力、その地位であり続ける力がないのです。
芸能界は移り変わりが激しい世界です。次から次へと新しい人が出てきます。
そんな中、しっかりと俳優としてのキャリアを築いている方々は、やはり能力があるのです。訓練しているのです。もしくは、訓練していたのです。

スターになってしまったがゆえに、勉強したくても、プライドが邪魔して、勉強できない。恥をかくことを避けるから。自分に力がないことを見ようとしない。認めない。エゴの塊になってしまってしまう。
私はこのことを『スターコンプレックス』と呼びます。これは悲劇です。
いつかは忘れられてしまうのですから。。。芸能界というビジネスに泳がされて、プライドだけが高くなり、新しいものに取り組むことを恐れ、どんどん低迷していく。
やはり大切なのは、「謙虚さ」と「向上心」と「情熱」と「演劇に対する愛」です。

面白いことに、いわゆる「スター」ではないけれど、誰にも知られていないけど、この「スターコンプレックス」を持っている人もいます。
エゴが強く、プライドが高く、飛び込む勇気がない、口では偉そうなことを言う。でも、自分に実力がないことを、本当は自分が一番知っている。
ここまで来ると、哀れです。
何を守っているのでしょう。
演劇という偉大な芸術を前にして、どんなプライドが必要なのでしょう。そんな小さいものを捨てて、自分の芸術を追求するのが、真の俳優なのではないでしょうか。

また、日本には独特のものがあります。
『先輩コンプレックス』

これはもちろん世界中どの国の人でもあるでしょうけど、日本は非常に強いです。年功序列という文化がそうさせているのかもしれません。

『先輩はいつまでたっても、後から始めた人より上。上手。演技が出来る』
いつまでたっても、上から意見を言う。
もちろん、後輩は遠慮して「はい、そうですね。」と聞きますよ。先輩を立てますから。
それにいい気になって、実力が下の人間が、実力が上になってしまった人に対して偉そうに意見する。
そんな様子を見ていて、
『先輩、残念ですけど、あなたはもう抜かれてますよ。』と思っている人もいるでしょう。裸の王様です。滑稽ですね。

本当に努力している先輩は努力している後輩に対して上から目線はしません。努力していないでいる(しているつもりかも)先輩がいつまでたっても後輩に対してダメ出しをする。後輩から学ぼうとしない、学べるという事をしらない。知っていてもできない。エゴ・プライドが邪魔して。
かわいそうですね。

同期というのも、当てはまるときがありますね。
『あなたは何年か前は、あの人と同期で一緒だったかも知れないけど、あの人はもう、そんなあなたが今いるような所にはいないよ。』
と周りを見ていて感じたことがある人もいるでしょう。

演劇の世界ではスポーツと同じで、先輩も後輩も、有名も無名も関係ないし、年上も年下も関係ない、そんな小さなことに、いちいちこだわっている人は学ぶチャンスを、自分を高めるチャンスを失って、気が付けば裸の王様になっているでしょう。

松下幸之助さんの言葉
『誰のいう事でも一応は素直に聞く。いいなと思ったら素直に取り入れて実行する。人の意見を聞くときは、虚心になって、私心をなくして、素直な心で聞く。そうして他人の知恵才覚を授かる。その難しくないことを、人はなかなかできない。そして、失敗する。』

エゴをなくして、プライドをなくして、スターだろうが、スター気取りだろうが、先輩だろうが、素直な心で聞いて、もらえるものはもらえばいいのではないでしょうか。

全ては観客の為に!!
全ては演劇という偉大な芸術の為に!!
全ては自分の無限の可能性の為に!!

Respect for acting.
Love for acting.

tori

『ハイテンド・リアリティ(高められた現実)』 - 2013.06.14 Fri

『ハイテンド・リアリティ(高められた現実)』

演技とは
≪与えられた想像上の世界で真実に行動すること≫
だということが今までの記事を読んで頂いてわかっていただけたと思います。

ここで『想像上の世界』について少しお話をしましょう。
演劇に置いての想像上の世界。
果たして、ある人の何気ない日常の断片を映画にしたとして、観客は観たいと思うでしょうか?
ほとんどの人はそうではないでしょう。【日常の断片】は演劇には向いていないのです。
なぜなら、強いWANTが無く、大きい障害もないので、そこにはドラマが生まれないからです。
淡々とストーリーが流れていって、幕が下りる、または、エンドロールが流れた時に「あ、終わったんだ。」と思うでしょう。
最後まで起きて観ていられた人は。大抵の観客は寝てしまうのではないでしょうか?
何気ない日常というのは、世の中にいる全ての人が経験していることです。それを観る必要は全くないのです。興味が惹かれないのです。
観客は、ドラマを観たいのです。非日常を映画や舞台を通して体感したいのです。経験したいのです。そして、共感したいのです。
ドラマが生まれる状況でないと演劇に向いた作品ではありません。
つまり、演劇は『ハイテンド・リアリティ(高められた現実)』でなければいけません。
『ハイテンド・リアリティ』とは、その状況に登場する人物の人生のタイミングにおいて感情的にピークになる状況のことです。
そして、その中でリアリティが無ければいけません。

こんな映画を観た経験はないでしょうか?
銀行強盗に襲われて、犯人が発砲しているのに、15分経ってもパトカーのサイレンの音がしてこない。
レイプ犯が女の人をレイプしようと襲っているのに、そのレイプ犯はいつまで経っても服を脱がさない。
ある人が自殺するつもりで屋上で飛び降りようとしているのに、止めようとしている友人と長―い昔の話を始める、思い出したりしている、もちろん、警察も来ない。そして、その昔話を聞いている、本来、止める筈の友人が、止めることを忘れて泣いている。
観ていて「飛び降りないのを知っているでしょ。」と言いたくなる人も多いでしょう。なぜなら、止めることをしていないのです。自殺をほのめかしていることを忘れているのです。実際に、自殺をしようと柵の向こう側に立っているのに。自殺をほのめかしている友達があと、一歩踏み出したらおちてしまう所にいるにも関わらず。普通に考えて泣いている場合じゃない。誰にでもわかること。もちろん、泣いてもいいけど、それよりも、昔話よりも今、その瞬間の優先順位は「止めること」「安全を確保すること」ですよね。
作家、監督がそこで感動させたいと言う意図は分かるのですが、現実味(リアリティ)がなければ感動する以前に観客は冷めてしまいます。
ピークには達していますが、現実味がないと、いい演劇にならない典型的な例です。

高められた状況、つまりピークなのです。
別の言い方をすれば『緊急性』が必要なのです。
例えば、あと一時間以内に代わりの健康な臓器を移植しないと愛する人が死んでしまう状況と、あと一週間以内に代わりの臓器を発見しなければいけない状況と、あと一年以内に代わりの臓器を発見しなければいけない状況とどちらが必然的にドラマチックになるでしょう。明確ですね。

『緊急性のない銀行強盗』と聞くとどう感じますか?
笑ってしまいます。緊急性が必要でないなら、それを『正当化』しなければ現実味がありません。

演劇とは「高められた現実で、緊急性が伴うもの」が適していると思われます。
観客は巻き込まれたいのです。そして、その非日常を演劇を通して経験したいのです。共有したいのです。その高められた現実の中で真実に行動することが演技なのです。演劇という芸術は決してカジュアルではないのです。
シェイクスピアは日常の断片を描いていません。
テネシー・ウィリアムズもニール・サイモンも、アーサー・ミラーもそうです。
彼らは演劇を理解しているのです。

そして、俳優はその『高められた現実』に生きる能力が必要です。
ほとんどの人の人生においてピークの状況というものは限られています。
・卒業と門出
・結婚
・出産
・離婚
・死別
など、本当に限られています。ですので、俳優になる人は、俳優である人は「高められた現実」で生きることに慣れないといけません。
その中で表現できる能力がないといけません。
それを鍛える訓練が必要なのです。

TVドラマは、そこまで高められた状況ではありません。なので、そこまで訓練されていない人でも出来るのでしょう。俳優と名乗れるのでしょう。
なぜなら、TVドラマは『お茶の間』向けですから。
でも、映画は違う!!舞台は違う!!
演劇は芸術なのです!!観客の魂に触れなければいけません!!

何度も言いますが、
俳優は特殊能力です。誰でもできるものではありません。
俳優という地位を確立しましょう!!
顔が良ければ、誰でもできるものだというイメージを排他しましょう!!

その為には、俳優にしかできない、演技をしていくしかないのです。
的を得た訓練をしましょう!!

熱く生きましょう!!なぜなら、俳優が生きる世界は「高められた現実」で、そこに登場する人間は熱い状況だからです!!

脚本を書く人、状況をより、高いものにしてください!!
それは例え、コメディでも。
言葉遊びで笑わせる、面白ろおかしくやって笑わせるのは『よしもと新喜劇』には絶対にかないません。彼らの劇は最高に面白いです。彼らは、その道のプロですから、それに人生を賭けていますから。演劇のコメディは別物です。ニール・サイモンを勉強してください。

演劇に関わる人間は、もっともっと勉強しましょう!!
もっともっと感動を与えられる!!もっともっと面白くなる!!
もっともっと世界を相手に戦える!!もっともっと魂を燃やしましょう!!

Respect for acting.
Love for acting.

tori

『Blood memory ~血の記憶~ 』 - 2013.06.08 Sat



ステラ・アドラーの教えの中で「ブラッドメモリー」というものがあります。それは無意識レベルで、私たちの血の中に、DNAの中に記憶されていることを指しています。そして、それを知ることは俳優として、非常に効果的だと言うものです。

私たちの祖先は、ある特定の場所で生まれ、ある特定の生活をし、ある特定の経験をしてきた。
これは、私たちの血の中にある。無意識レベルで。自分の先祖がどこから来たのか、何者だったのかを知ることは俳優として非常に役に立ちます。なぜなら、自分の『魂』が演じたいキャラクター、ストーリーを教えてくれるからです。
私はこの『Blood mamory』を学んだ時、すごく腑に落ちました。

こんな経験があります。私が俳優の勉強を始めたばかりの頃、『The Winds Of God』という素晴らしい作品の舞台を観ました。
現代に生きるお笑い芸人2人が交通事故のショックで昭和20年にやってきて、神風特攻隊の隊員たちと共に過ごして、色々なことを経験していくのですが、その舞台を観た時に、私は何とも言えないくらいに、魂が震えているのを感じました。

無条件で「この作品をやらなくてはいけない」と感じました。

それから、一年半、その作品に出ることを目標に、ひたすら練習を続けました。そして、オーディションに合格し、神風特攻隊について詳しく調べる為に靖国神社にある遊就館に行きました。遊就館とは、実際の特攻隊員たちの遺書や衣類、ゼロ戦までもが展示してある資料館です。私は戦死した特攻隊員の方たちの遺書を読み、血のついた軍服を見て、壁一面に飾られてある神風として海に散っていった若者たちの写真を一枚一枚見ていました。すると一枚の写真に目が止まりました。私の苗字と同じ、私の出身地と同じ戦死者の写真が飾られてありました。しかもどことなく、自分に似ている。
もしやと思い、私は早速、親に電話をかけ、私の親族で特攻隊員として亡くなった人はいるかと確認してみました。すると、その写真に写っていた、どことなく私に似ている人は私の父親側の親族でした。私は、この作品をやるべくして、ここにいるんだと感じました。私の魂が、私の体の中に流れている血がそうさせているんだと思いました。

また、後から聞いた話ですが、あの時、私の魂が震えた舞台の主役を演じていた素晴らしい俳優の方の親族もまた神風特攻隊として戦ったそうです。そして、その俳優の方の演技は、言葉で表せられないくらいに素晴らしいものでした。あえて言葉で表現するなら『魂そのもの』でした。

また、私が演技指導者、演技の先生として生きて行くと決め、ある時ふと『これも血に入ってるんだ』と感じました。私の父親はサッカーのコーチをしていました。その父親、つまり私の祖父は中学校の校長先生でした。そして、数学の研究者でもありました。
私の父親の姉は小学校の先生をし、父親の姉の娘は体育の先生をしています。
私がNYで演技指導している時『toriの指導する姿勢はSAMURAIのようだ』と言われたことがあります。私の先祖は、教科書に出てくる戦国時代の武将なのです。その血が入っているのです。
私が演技指導をすることが何よりも幸せで、何よりも愛していて、何よりも楽しくて、クラスというコミュニティが心から好きで、何よりも熱狂的になれるのは必然なことだったのです。なぜなら、私の血の中に入っているのです。

こういった自身の経験から、このステラ・アドラーの『Blood mamory』の教えが私にはスーッと腑に落ちました。

俳優として生きていく上で、
自分の血がどこからきて、どんな祖先を持っていて、という自分のDNAに“生きている”血の記憶を手繰ることによって、自分が俳優・女優としてどうしても、何がなんでも表現しなければいけないストーリーやキャラクターやメッセージが見えてくると思います。自分の中で眠っている熱狂的な部分に火が付くでしょう。
それが見つかれば、やるのみです!!
きっと、あなたのその演技は『神』がかるでしょう。

まずは、自分の身の回りの親、兄弟、親せき、祖父母から知っていくのは非常に効果的であると私は思います。

自分の先祖を知ることは、俳優として役に立つだけでなく、日本人として生まれてきたことの誇り、今、生きていることへの感謝、今の日本を築き上げてきてくれた方々への敬意、そして、次の世代への責任というものが湧いてくるでしょう。

是非、一度自分の『血の記憶』を探る旅をしてみてはいかがでしょうか?

Respect for acting.
Love for acting.

tori

『緊張と仲良くなる、緊張を楽しむ』 - 2013.06.03 Mon


緊張。

どんな職業であれ、何歳であれ、人前に出たことがある人なら誰もが経験したことがある感情。
いやなもの、良くないものだと思っている人は多くいると思います。

まずは、緊張のいい点。
緊張状態というものは体が本能的に「よし、やるぞ!」と準備を始めてくれるので、それに伴い、血流が早く活発に流れている状態です。
そして、その「よし、やるぞ!」の強さによって、体が自然にそれに必要な分の血液の流れ、活発さを作ってくれるのです。
つまり、「うまくやりたい」「成功させたい」といった、すごく強い思いがあれば、自然に体が強い血液の流れを生み出してくれるのです。結果、強い緊張になるのです。
緊張とは、あなたがこれから立ち向かうための体が本能的に準備してくれているエネルギーなのです。

これで、緊張という物は、嫌なもの、良くないものと思わずに、仲間であったり協力してくれるものだという事がお分かり頂けたと思います。

スポーツ選手は「緊張を楽しむ」という言葉をよく使います。
体からもらったエネルギー、これを最大限に生かすことで、あなたが持っている力を十分に発揮できるのです。
せっかく体があなたの為に準備してくれたエネルギーを「失くそう」「取ろう」とすると全くの逆効果です。むしろ、そのエネルギーを使うのです。
体というものは人間の脳より賢いのです。

緊張の起こる原因の一つに「自意識」があげられます。

「自意識」とは一体なんでしょう。
自分に意識が向いているということです。

「自分は上手く出来ているだろうか?」
「今日は〇〇さんが観に来ている」
「ちゃんと間違わずに出来るだろうか?」
「ダメだなと思われていないだろうか?」
これが自意識です。

自意識を一瞬で取る方法があります。
それは、
「ある対象に100%集中すること」です。

ボクシングのタイトルマッチに初挑戦する人は試合前、緊張します。それは体がくれたエネルギーです。
何千人の前で戦い始めた時に自意識があるでしょうか?
何十台というカメラの前で戦っている時に緊張しているでしょうか?

答えはNOです。
なぜなら、彼は相手の一挙手一動に集中しているからです。

自意識を瞬時に取る方法は
「ある対象に100%集中する」です。

その対象は人物であったり、物であったり、その他に
「自分が成し遂げたい目的」というものもあります。

例えば、街中で人目をはばからず、スーツを着た男性が取り引き先の人に土下座をしてお願いしているとします。
自意識はありません。相手に集中してはいますが、一番の集中の対象は「相手に何が何でもお願いを聞いてもらう」という目的に100%集中しているのです。

例えば、非常に大きな企画のプレゼンを任された新人社員がオドオドせず、自意識を働かせないでプレゼンをやり遂げるには、「達成したい目的」を具体的に持つことです。
具体的にです。
例えば、「今日集まってくださっている方々全員の心にいかにこの企画が有益であるかを届ける」とするのもいいでしょう。
それに100%集中して、100&向かえば、自然と自意識がなくなり、体が作り出してくれたエネルギーを使えるので、エネルギッシュなスピーチになり、情熱は伝わることでしょう。もちろん、自分で本当にいいと思う企画でなければいけないし、スピーチは練習しないと十分な力を発揮できないのは言うまでもありませんが。

演技も同じように、集中の対象は自分の相手役だったり、物だったり、達成したい目的であります。

自意識が働いてしまったら、相手に集中する。100%集中する。
自分の達成したい目的に集中する、それを達成するための行動に集中することが非常に大切であり、その集中力は並のものではいけません。集中力は鍛えなければいけないのです。
演劇の用語でステージ・コンセントレーションといいます。観客の前、カメラの目の前で自意識が働かないくらいの集中力が養えるエクササイズを是非、毎日してください!!

Respect for acting.
Love for acting.
tori

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プロフィール

TORI STUDIO

Author:TORI STUDIO
2010年8月、アメリカ人俳優たち、NY在住の日本人俳優たちの強い要望により、本場NYにてtori studio NYを開き演技指導を始める。2011年1月、日本でも、世界標準の演技テクニックを必要としている俳優たちの為、tori studio TOKYOを開く。それ以来、定期的に日本でもワークショップを開催したのち、2012年6月、帰国。現在、東京にて毎月クラスを開催し多くの俳優たちを指導している。

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